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お葬式コラム

三鷹市の火葬料金と火葬場事情|1級葬祭ディレクターが教える火葬場と斎場選び

三鷹市にお住まいの方がご家族の火葬を執り行う際、まず知っておくべきは「三鷹市内には公営の火葬場が存在しない」という事実です。
そのため、三鷹市民は近隣の民間斎場、あるいは隣接する自治体の公営斎場を利用するのが一般的です。
しかし、利用する施設によって火葬料金が数万円単位で異なります。
本記事では、三鷹市民が選ぶべき主要な火葬場の詳細比較、最新の料金体系、そして費用を抑えるための手続きについて、1級葬祭ディレクターの知見に基づき、詳しく解説します。

1. 三鷹市民が利用する主要な火葬場2選

2. 三鷹市での火葬料金と「隠れた費用」の比較

3. プロが教える「失敗しない斎場選び」の極意

三鷹市での葬儀・火葬に関するFAQ

まとめ

三鷹市民が利用する主要な火葬場2選

三鷹市民が利用する斎場は、主に「多磨葬祭場」「府中の森市民聖苑」「堀ノ内斎場」の3つに集約されます。
それぞれの施設には、三鷹市民ならではのメリットと注意点があります。

多磨葬祭場(府中市多磨町)

三鷹市民にとって最も身近であり、利用率が圧倒的に高いのが「多磨葬祭場」です。
民営(株式会社日華)が運営していますが、大正時代からの歴史を持ち、地域インフラとして不可欠な存在です。

三鷹市からのアクセス
三鷹市内から車で東八道路を経由し、約20〜30分という好立地にあります。
人見街道などの生活道路からもアクセスしやすく、三鷹市南部や西部の住民にとっては「最も心理的距離が近い火葬場」と言えます。
設備とサービス
広大な敷地内には、14基の火葬炉と、複数の式場(思親殿、行華殿など)が併設されています。
家族葬から社葬規模の大葬儀まで対応可能です。
また、待合室の種類も豊富で、少人数のための小部屋から大人数用の広間まで、参列者の人数に合わせた柔軟な対応が可能です。

1級葬祭ディレクターが見るポイント

多磨葬祭場は民営であるため、三鷹市民に限らず料金は一律同じです。
また、火葬棟と式場が隣接しているため、通夜・告別式から火葬までの移動を徒歩で行うことができ、マイクロバスや霊柩車の費用を大幅に削減できる「ワンストップ」の利便性が最大の魅力です。

堀ノ内斎場(杉並区梅里)

三鷹市の東側(牟礼、久我山、井の頭、下連雀の一部)にお住まいの方によく利用されるのが、杉並区にある「堀ノ内斎場」です。
都内に6カ所の斎場を持つ「東京博善」が運営しています。

三鷹市からのアクセス
三鷹市東部からであれば、人見街道や井の頭通りを経由して約20〜30分。
環七通りに近い立地のため、都心方面から参列者が多い場合に非常に重宝されます。
設備とサービス
近年リニューアルが行われ、ホテルのような非常にモダンで洗練された空間となっています。
スタッフの接遇も高く、落ち着いた雰囲気の中で最期のお別れができます。
式場と火葬場が一体となった「総合斎場」の形式をとっています。

1級葬祭ディレクターが見るポイント

注意すべきは、東京博善グループは都内でも火葬料金が比較的高めに設定されている点です。
近年、燃料価格の高騰に伴う「燃料サーチャージ」が導入されており、基本の火葬料に加えて数千円の追加費用がかかるのが一般的です。
また、住宅街にあるため駐車場の数に限りがあり、多くの参列者を呼ぶ葬儀の場合は、公共交通機関の利用を促すなどの配慮が求められます。

三鷹市での火葬料金と「隠れた費用」の比較

火葬に関わる費用は、単に「火葬料」だけではありません。
三鷹市民が火葬場を利用する際のトータルコストの構造を理解しましょう。

【2026年最新】火葬料金の目安(大人1名)

斎場名 運営形態 火葬料金(税込) 燃料・追加費
多磨葬祭場 民営 90,000円〜 加算あり
堀ノ内斎場 民営 90,000円〜 加算あり

意外と知らない「待合室代」と「飲食代」

火葬中(約1時間〜1時間半)は、遺族は待合室で過ごします。
待合室は有料(2万円〜5万円程度)となるのが一般的です。

1級葬祭ディレクターとしてのアドバイス

これに、待合室での茶菓子代や飲み物代が加わります。
ここでの費用を節約しすぎると、遠方から来た親族への失礼にあたることもあるため、適切なグレードの部屋選びが重要です。

プロが教える「失敗しない斎場選び」の極意

葬儀の現場で、多くの方が後悔するのは「目先の安さ」だけで選んだ時です。
以下の3つの視点を持ってください。

「安置日数」と「ドライアイス代」の計算

多磨葬祭場は、6日後に予約が取れる。
一方、堀ノ内斎場なら3日後に予約が取れる場合、その3日間の差が重要です。

ドライアイス・安置料:1日あたり約2万円

3日間の差額:2万円×3日=6万円の追加費用

このように、火葬料を節約するために、安置料で6万円多く払うという逆転現象が頻繁に起こっています。

親族の「移動負担」を軽視しない

三鷹市内お住まいなら多磨葬祭場がベストですが、三鷹駅周辺にお住まいで、参列者の多くが新宿方面から中央線で来る場合、堀ノ内斎場(杉並区)の方が利便性が高いというケースもあります。
「誰が、どこから、どうやって来るか」を想定した火葬場選びが、結果として「良いお別れだった」という評価に繋がります。

葬儀形式に合わせた選択

直葬(火葬のみ)の場合:最も早く空いている斎場、または最も近い斎場を選ぶのが合理的です。

家族葬・一般葬(式を行う)の場合:火葬場と式場が同じ場所にある「総合斎場(多磨・堀ノ内など)」は好評です。
移動用のバス代を浮かせるだけでなく、高齢者が雨天時などに外を歩く負担をなくせます。

三鷹市での葬儀・火葬に関するFAQ

Q.三鷹市民が多磨葬祭場を利用する際、市民割引はありますか?
A.多磨葬祭場は民営のため、住所による割引はありません。ただ、国民健康保険・後期高齢者医療の「葬祭費」の支給などの制度があるので、実質的な負担は軽減されます。
Q. 友引の日は絶対に火葬できないのですか?
A.多くの民営斎場(多磨・堀ノ内など)は友引を休場としています。しかし、近年ではあえて友引でも営業する斎場も増えてきています。日程を急ぐ場合は、葬儀社に空き状況を至急確認させてください。

まとめ

三鷹市での火葬は、市内に施設がないという特殊な環境下で行われます。だからこそ、以下の点を忘れないでください。

  • 多磨葬祭場は三鷹市民にとっての第一候補。距離・設備のバランスが最も優れています。
  • 堀ノ内斎場は三鷹市東部の方に最適。都心からのアクセスも考慮に入れましょう。

三鷹市の葬儀場をお探しの方はこちら

本記事は2026年1月現在の情報に基づき、1級葬祭ディレクターが監修しました。
葬儀費用や各斎場の空き状況は刻一刻と変化します。具体的な見積もりや日程の相談は、三鷹市の事情に精通した専門スタッフへお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

白根 剛(しらね たけし)

厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター

【経歴・実績】
葬祭業界に携わり35年。家族葬から4万人規模の社葬・お別れの会・合同葬まで 首都圏において約100,000件の葬儀執行ならびに管理監督責任者を担当。これまでに三鷹市をはじめ西東京地域で3,000件以上の葬儀・火葬に立ち会う。特に三鷹市民が最も利用する多磨葬祭場での施行経験が豊富で、式場併設の利点を活かしたスムーズな進行に定評がある。
【メッセージ】
三鷹市には公営の火葬場がないため、多くのご遺族が「どこで送れば良いのか」と迷われます。現場のディレクター視点から、単に安さだけでなく、移動の負担など、三鷹市民の皆様が後悔しないための情報を提供いたします。